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大阪万博で“未来の食文化体験”を創る|MIRASISONEの挑戦

  • 執筆者の写真: mirasisone
    mirasisone
  • 7月4日
  • 読了時間: 3分
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大阪万博で未来の食文化体験を創る

2025年の大阪万博。世界中から注目が集まるこの舞台で、私たちMIRASISONEは【大阪ヘルスケアパビリオン ミライの大阪の食文化ゾーン】の映像演出を手がけました。


「映像で空間を演出する」それはただ美しく映すだけではありません。


私たちは、食文化の過去・現在・未来を“体験”として感じてもらうために、映像、音、ナレーションを通して空間全体をデザインしました。


OSAKA KANSAI JAPAN EXPO2025
OSAKA KANSAI JAPAN EXPO2025

「2025年大阪万博、世界が注目するこの舞台で。」


MIRASISONEが手がけたパビリオン

今回私たちが担当したのは、大阪ヘルスケアパビリオン内の【ミライの大阪 食文化ゾーン】

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デモキッチンエリアでの展示内容

今回の映像演出は、デモキッチンエリアに設置されています。

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実際に料理デモンストレーションが行われる場で、映像演出とリアルな調理体験が融合。

来場者は、「食べる」「観る」「感じる」を同時に体感することができます。

 

ここでは、「天下の台所」として栄えた大阪の歴史から、現代、そして未来へと続く食文化の進化を、5つのシーンで構成しました。


5つの演出シーン紹介

① 天下の台所 – 江戸時代の大阪

江戸時代、大阪は「天下の台所」として全国の食材が集まる拠点でした。

米俵、魚、野菜が市場を行き交い、活気ある市場の様子と、当時の食卓に並ぶ多彩な料理を真上から見下ろす映像表現で再現。

まるで当時の食卓を覗き込んでいるかのような感覚を来場者に届けました。


② 大阪発祥の食文化と職人技

大阪が生んだ新しい食事スタイルに焦点を当て、板前割烹、生けす料理、回転寿司などを紹介。

料理人の精緻な包丁さばきや盛り付けシーンを美しく表現し、職人の技と食文化の進化を強調しました。


③ 現代の大阪と象徴的グルメ

現代の大阪の街並み(道頓堀、通天閣、賑わう商店街)の映像から、たこ焼き、お好み焼きなど大阪グルメが次々に登場。

鉄板で焼かれる「ジュワーッ」という音、たこ焼きを返す音など、臨場感ある効果音と共に、大阪らしいフードデザインを映像で演出しました。


④ 課題と挑戦、そして未来へ

現在の食に関する課題から研究の取り組み、そして美しい未来の料理へと進化する様子を視覚的に表現。

大阪らしい革新性と挑戦心を表現し、フードデザインの可能性を来場者が体感できる内容に。


⑤ 未来の大阪のフードデザイン

最後に、フードテクノロジー、職人技、空間デザインの観点から、持続可能で環境と調和した新しいフードデザインを提示。

大阪が描く「食の未来像」を、美しい映像で伝えました。


制作風景とMIRASISONEの役割

制作風景
制作風景

「映像制作風景の一部。CG設計からナレーション制作まで、トータルで担当しました。」


本プロジェクトでMIRASISONEは、


  • 映像企画・制作

  • 空間演出デザイン

  • ナレーション制作


を担当。単なる映像制作ではなく、“体験として記憶に残る空間演出”を創ることを目指しました。


【導入動画紹介】

「実際の導入映像はこちらからご覧いただけます。」


導入動画で体験する

実際に体験している来場者の様子
実際に体験している来場者の様子

「 映像が“観るもの”から“感じるもの”へと変わる瞬間です。」


まとめ|未来を仕込む演出で記憶に残る体験を

大阪万博という世界的舞台で、私たちMIRASISONEは食文化の歴史と未来を映像で表現し、多くの来場者に「ただ観るだけではない、未来を体感する時間」を届けられたことを誇りに思います。


これからも、空間に“未来”を仕込む演出で、訪れた人の記憶に残る体験を創り続けていきます。





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